第10回「田んぼの学校」企画コンテスト【企画賞】

企画部門

ブナじぃさんの田んぼの楽校

森と田んぼの保育園/山形県 鶴岡市

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東北地方の山形県庄内平野にある三瀬地域は、三方を山、一方を海に囲まれた自然豊かな地域です。
約2000人が暮らすこの地域の中に、45名の乳幼児を預かる三瀬保育園があります。
乳幼児期における自然環境に中での直接体験は、子どもたちの「感性」や「好奇心」「想像力」「関わり」を育むということを重要に考え、保育プログラムを計画し実践しています。
毎食に出てくる「お米」という身近な教材にスポットをあてて、田んぼの多様な生き物や、田んぼに関わる様々な自然を教材にし、「田んぼの学校」活動を展開していきたいと思います。
ブナの森(里山)から流れてくる水が、おいしい米を作りに貢献しています。ブナの森(里山)と田んぼの関係を『ブナじいさん』が教えてくれます。
地域の方々や、保育園の保護者の方々、山形大学農学部の学生さん達に協力して頂いて活動を進めていく中で、温かい人との関わりも育まれる「ブナじいさんの田んぼの学校」にしていきたいと考えています。

田んぼで学ぶ大切な命 生きものいっぱい「田んぼの学校」

茂木ゆうきの会 田んぼの学校部会/栃木県 芳賀郡茂木町

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「茂木ゆうきの会」は栃木県茂木町に新規就農し有機農業を営む者達で平成17年に立ち上げました。農業の仕方の中で最も「自然」に近い立場にいる有機農家。そんな私達が、過去3年に亘る生物調査で多様な生き物が確認された松井ファームの田んぼを使い、命の尊さ、生きる楽しさを伝えることができるよう、田んぼの学校を開催します。

全校で豊かな農業体験を

足立区平野小学校/東京都 足立区

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 学校の近くに300坪ほどの農地をお借りし、全校で農業体験学習を行っている。年間を通じて様々な作物を栽培し、家庭に持ち帰ったり、学校給食や家庭科の調理実習で作ったり、親子で料理教室を開いたりしている。5・6年生はグループで自由に作物を育てる取り組みを行い、3年生以上の学年では親子で取り組む親子農園も開設し40家族ほどが参加している。また、地域公開講座で小松菜の栽培、収穫祭、夏休み親子料理教室を畑の作物を利用して行っている。

ぼくのわたしの「田んぼづくり」で、地域や自然を学び、環境や食文化について考えよう!

八王子市立上川口小学校/東京都 八王子市

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本校は、東京都・八王子市の西北山間部にあり、全校児童48名の小さな学校。子どもたちは、みんな明るくて素直で元気いっぱい。保護者・地域はあったかほかほか。本校の様子はHPにアクセスしてみて!野鳥観察や植物昆虫などの自然観察、田んぼづくりや畑作づくり等、農業体験活動も様々。「上川の自然」や上川の自然通信「わくわくくドキドキ上川てくてく」などを毎日更新。ホットで楽しくためになる自然情報が満載。ぜひご覧下さい。この度、「田んぼの学校」の立ち上げ部門受賞でき、全校みんなで大喜び。楽しい活動報告などできるよう子ども・学校・保護者・地域で頑張ります。

岩ノ作棚田生きもの調査プロジェクト

岩ノ作棚田 生きもの調査隊/東京都 練馬区

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 この生き物調査隊はNPO法人・棚田ネットワークの活動のひとつです。活動拠点は、栃木県茂木町小深集落の棚田。周辺を里山に囲まれた盆地型の地形の中に約200枚の棚田が広がっています。このうち米を作っている田んぼは約40枚にすぎません。ここの休耕田にビオトープ池を作り、2005年からトンボ類の調査を続けてきました。その結果、26種類のトンボの生息が確認されています。今年からトンボ以外の水生昆虫や魚、鮭などの調査も始めました。田んぼの畦道や周囲の里山には、四季折々に野生の草花が咲き乱れます。これらの植物も調査対象です。春季(4月下旬)、夏季(7月下旬)、秋季(10月下旬)、冬季(1月下旬)、生きもの総合調査を計画しています。この活動には誰でも自由に参加できます。心安らぐ風景の中でどろんこになりながら、生きものの調査を行います。関心のある方は、お気軽にご参加ください。

「田んぼ養殖」の復活と古代ハスの水辺プロジェクト

御射里の会/長野県 諏訪郡富士見町

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 耕作放棄地の増加や、野生鳥獣による農作物の被害をなんとかしなければどいう気持ちで設立された団体です。地区の耕作放棄地に鮒・鯉・どじょう等を養殖したり、古代ハスを植えたり、子供たちをまじえて楽しく活動しています。地区の活動をさらに町内にも広めるため、指導者向け田んぼの学校などにも取り組む予定です。

愉快なビオ田んぼの米作り体験(ビオ田んぼの食農体験活動)

志太エコクリエイト/静岡県 藤枝市

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家族の元気はお米から!
静岡の志太エコクリが全国へ発信するHP『水上の里・ビオ田んぼ』の生きものいっぱい米づくり食農体験記録をご覧下さい!!

有機の里米倉・生き物の里づくりプロジェクト

米倉いきもの調査隊/新潟県 新発田市

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米倉小学校は全校児童60余名、の典型的な農村地域の学校です。
米倉という地名が示すように、新潟県北部に広がる蒲原平野が干拓される以前より豊かな穀倉地帯として栄えてきた地域であり、江戸時代は新潟・新発田から江戸へ向かう会津街道沿いの地域で、今でも米倉地域にはその歴史の面影も色濃く残されています。
そんな自然豊かな農村地域でも、今、多くの生き物たちの生息環境が脅かされてきています。
小学校での総合な学習と米倉地区環境保全活動組織で生き物調査を行った児童たちは、ほ場整備事業で生き物の生息地がなくなるとの危機感から、生き物の生息地を確保するための取り組みを始めました。
豊かな自然とともに生きていくことを選択した児童たち、私たちは自然との共生に向けた地域のありかたを考えていきます。

こども農楽舎〜農・自然を感じる〜

かみなか農楽舎/福井県 三方上中郡若狭町

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「かみなか農楽舎」では主に県外からの農業を志す若者を育成、そして就農・定住へと農業界を元気にしようという事業を行っています。そんな農業を志す熱い思いを持った立場から、将来を担う子ども達へ、農業の大切さ・楽しさ・苦労・そして職業としての農業の一面を伝えていきます。

「田んぼ讃歌」づくりによる食農教育―田んぼとつながる対話型農業の実践―

ヴィレッジ・トラスト・つくだ農園/京都府 京都市

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 ヴィレッジ・トラスト・つくだ農園とは、京都大原に設けられた同志社大学大原農場(同志社大学総合政策科学研究科)を中心に、大学院生が研究事業として運営する農園です。有機栽培による水稲、野菜の作付けから出荷までを通じ、現代社会に求められるフードシステム構築、農業・農村の多面的機能の理解促進、またその活用と保全に取り組んでいます。
今回の田んぼの学校企画では、アイガモ農法を用いた田んぼづくりにおいて、都市と農村、農村環境と私たちの生活の間の「対話」を促進し、大切にしたい田んぼや農業・農村の姿を「田んぼ讃歌」づくりを通じて考えてみようと思います。

国際交流体験農園 〜湖山砂丘甘藷づくり〜

湖東大浜土地改良区/鳥取県 湖山町

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 山陰地方の観光名所の鳥取砂丘の西側の一角に、湖東大浜土地改良区があります。
この地域は、北に日本海、南に周囲16kmの湖山池があり、この湖山池の水を利用した灌漑施設が昭和30年ごろ完備されてから砂丘地農業も盛んになりました。
中でも「湖山砂丘甘藷」は、甘くてホクホクのおいしいサツマイモで特産になっております。 この特産「湖山砂丘甘藷」を休耕畑地を活用した「国際交流体験農園」で、鳥取大学の留学生を中心に地域の小学生・住民と一緒になって、昔ながらの「嫁殺し」と言われる水やり作業の体験などの植え付けから収穫までの農作業を体験しながら交流活動を行います。

“たえ”って おもしれえ! 〜農と生きもの、暮らしを結ぶ里の環境教育〜

伊尾・小谷たえクラブ/広島県 世羅郡世羅町

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“たえ”っておもしれえ!
〜農と生きもの、暮らしを結ぶ里の環境教育〜
※“たえ”とは、この地方の方言で「田んぼ」のことです。
本校は、全校児童44名が、キラリと輝く小規模校です。
里山にはギフチョウが飛び、私たちの周りには“たえ”があり、ダルマガエルが跳び、四季折々の風景と風情の中で、さまざまな暮らしがある。その“たえ”を通して、未来を担う子ども達に自然と人との共生、自然の恵みを暮らしに活かすという知恵「命の尊さ」「命と命の結びつき・つながり」を伝えていきます。
「“たえ”はみんなの友だち」をキーワードに環境教育の深化を図ります。

山彦学校 田んぼ・川・里山で遊び学ぶ

山彦の会/長崎県 雲仙市

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長崎県雲仙の麓で自然がいっぱいの「山彦学校」で里山、棚田、川で遊び学び、地元住民と交流し、棚田の田んぼで田植え体験を通じて、田んぼと川の生き物を調べ、生き物の役割や農業の厳しさと食糧自給の大切さを体験してみませんか?お待ちしています。

対馬ヤマネコがいる田んぼ
田ノ浜環境調和型ほ場整備の農地の生き物調査

対馬ヤマネコ田んぼの学校/長崎県 対馬市

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長崎県対馬市は、日本海の入口、韓国との国境にあり、南北に82km、東西に18kmと縦長の自然豊かな島である。
対馬ヤマネコ田んぼの学校の活動を行う田ノ浜地区は戸数十戸足らずの小さな地区であり、そこでは環境調和型の基盤整備が平成16年度より行われている。この地区には、ツシマヤマネコ、エサキアメンボ、デンジソウなど貴重な生物が棲んでいるため、「自然の聖地」と言われている。
農業は生物を育てる産業であることを再認識し、本来の農業は自然生態系と共生するものであり、農業者はその共生技術と経営を長い歴史の中で体得してきたが、この数十年でそれが失われている。その失われた自然共生農業の復活を田んぼの学校の目標の一つとしたい。

Land&Culture

南阿蘇ランドアートクラブ/熊本県 阿蘇郡南阿蘇村

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南阿蘇ランドアートクラブは、若手農業者と若手アーティストたちでつくる、ユニークなサークルです。農とアートの楽しいコラボレーションに乞うご期待。
さっそく開催した「田んぼバレー大会」は、直接アートとは関係ありませんでしたが、大人も子供も泥まみれになって田んぼで転げまわり、代かきのかわりに (!?)しっかりと田んぼの土を混ぜました。今後は案山子アート展(8月予定)、ランドアート展(10月予定)、ワラ小積み(11月予定)の他、作品としてお正月飾り(ワラをつかって)や、田んぼや活動の写真をつかったカレンダーをつくりたいと思います。

「夢くじら・トキの夢」計画

岡本地域づくり営農協議会 環境部会/大分県竹田市

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基盤整備事業の実施を契機に、有識者の協力のもと、100年後にトキが舞い降りる夢を描いて、自分たち環境配慮の検討を行い、実施設計に反映。また小学校の総合学習を利用しての生き物調査や、小学生のつくった設計書を施工に生かすなかで、地域環境の大切さを親子で学んできた。今後は、環境保全に関する数値的裏付けを得るために、生き物調査を継続しながら、環境に関する活動を通じての都市との交流、さらには、これらを地域経済の発展にどう結びつけるか模索していきたい。

西表 ぬ 田作り 講座

西表島 エコツーリズム協会/沖縄県八重山郡竹富町

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西表島に古くから続く集落では、それぞれが独自の伝統文化を継承しています。いずれも豊かな自然に育まれた稲作文化であり、人と自然の共生する世界がありました。しかし、昨今の後継者の流出や農業技術の進歩・作物の多様性・移住者の増加・観光産業の隆盛など、大きな変化にさらされることにより、これまでにない多くの課題に直面しています。
田んぼの学校「田ちくり講座」では、昔ながらの米作りをとおして、これからの島の暮らしを考える場にして行きたいと思います。

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